2016年10月23日更新
試合では緊張を受け入れ本来の力を発揮!!

試合経験の少ない時には、コートに立った瞬間心臓がドキドキと音を立てたことを思い出します。
試合経験を積むに従い、段々 プレーだけボールだけを追えるように成ると思います。
しかし、久々の試合ではどうなるのでしょう〜
ある卓球の教本で書かれているものを目にしました。

緊張のため、試合で本来の力が発揮できないという選手は多いそうです。
このような緊張は、トップ選手にも起こっているといいます。

元全日本チャンピョン選手も、大会初戦は緊張で、思うようなプレーが出来ない事が、
あったそうです。
そうした時の試合の組み立てを話しておられました。
この選手は…
「緊張状態を受け入れ、緊張の中で自分のできる事は何か見つけて、組み立てたそうです」
それは、緊張状態でも実行できている技術や戦術を中心に試合を進める事で、緊張から抜け出せる。」とお話していました。

そういえば思い出します。〜
新しい投げ上げサービスを練習し、今日の試合は、このサービスを使って試合をするんだと思った事がありました。
しかし、練習では出来ても、この本試合、緊張感の計算ができていなかった。
サービスで失敗を繰り返し、出来ても甘いサービスで撃たれまくり、冷静になれず負けました。
このサービスで上手くいかなかったら、今まで使っていたサービスに戻して試合にとりあえず勝つ。
又、中ペンに変えて、裏面バックを使おう使おうと、試合に負けたことも思い出しました。
その時の私に何が足り無かったのか…
この、選手のお話で合点がいきました!!

極度の緊張で、自分がどのようなプレーをしているかを、冷静に見ることが出来ない選手もいると思います。
そういった選手はまず、自分は「冷静ではない」と自覚しましょう。
そして、試合後に改めて冷静に成って、何が上手くいかなかったかを分析して下さい。

たとえば、フォアハンドが入らなかった時は、フォアハンドのうちでドライブは入ったのか?
スマッシュは入ったのか?
ツッツキやストップをいれることは出来たのか?
…という事を、詳細に振り返ります。
緊張して思うようなプレーが出来無かったとしても、何が出来て、何が出来なかったのか?
明確にすると、次に生かすことが出来るでしょう〜

緊張は誰にでも起こりうるものです。
ですから、緊張した自分を受け入れ、その中で自分ができる技術、戦術で試合を組み立て、
緊張と上手に付き合っていきことが大切です……


私の経験でも、この時には出来なかったサービスを使い続けず、勝つ為に元に戻せばよかったのですね!
そして、練習を積み重ね、試合で試す、上手くいかなかったら切替える。
という冷静さを持つべきでしたね!
試合は、勝って次の試合に繋げなければ、試合経験数も少なくなってしまいますね(-_-)