2018年05月06日更新
世界卓球女子3大会連続”銀メダル”中国の壁はあと少し!!

写真:世界卓球女子3大会連続”銀メダル”中国の壁はあと少し!!

2018世界卓球スウェーデン大会の女子決勝は、日本と中国で闘いました。
歴史を変える挑戦をし続けてきた日本女子チームです。
一方、中国は、あらゆるタイトルを欲しい侭にし、頂点に君臨しています。

決勝戦の結果は…
《日本 1−3 中国》
^貌3−2劉詩ブン
∧震遑亜檻鈎寧
石川0−3朱雨玲
な震遑亜檻確詩ブン
グ貌ーーー丁寧

^貌H誠 VS 劉詩ブン
(9.ー8.ー5.8.10)
伊藤選手は、すごい根性を見せて中国の劉詩ブン選手に向かっていった。
劉詩ブン選手は体は小さいが、パワー卓球が伊藤選手の速さに勝てるのか?
逆に、速さが中国のパワーに勝るのか??
中国選手のプレーは、ラリー戦で1本多くかえってくる!

劉詩ブン選手は、大会に参戦していなくても世界ランクは10位です。
中国は香港戦で、1番の丁寧選手が負けているが、日本は全員がストレート勝ちで決勝に臨んでいます。

:1ゲーム目の立ち上がりは、互角の勝負の戦いです。
劉氏ブン選手は、伊藤選手のチキータレシーブを警戒してか、サービスはフォア前とバックへのロングサービスで組み立てています。
伊藤選手は、フォアハンドスマッシュがよく決まってリードをしていた。(9−7)
中国選手の1本多い返球にも、速いタイミングで2度突きスマッシュで撃ち抜いている。
劉氏ブン選手とのバック戦でも、2本のバックスマッシュが決まる!
終始、恐れず撃ち抜くスマッシュでこのゲームを勝ちきりました。(11−9)

:2ゲーム目…
重要な第1ゲームを取った伊藤選手は引き続き2ゲーム目も、序盤リードをしていた。
中盤、劉詩ブン選手のパワーが増してきた。
伊藤選手のバック表ラバーは、深いロングサービスで狙われた。
しかし、そのロングサービスを、すばやく回り込んで1発スマッシュ!!
先を読んだプレーが光る!

この1発スマッシュを受けて、劉詩ブン選手は迷いが出ているのだろう「タイムアウト」をとった。
タイムアウト明けでも、中国の作戦はロングサービスを使い続けた。
これに対して、伊藤選手は中国にはない卓球技を使って、オーバーミスを誘っている。

最後は、バックにロングサービスを出せない劉詩ブン選手は、フォア前に小さいサービスを出してきたが、伊藤選手の強気のフリックはネットに阻まれ勝つ事ができませんでした。(8−11)

:3ゲーム目…
このゲームでは劉詩ブン選手は、終始リードしていました。
速くて、長いラリーは劉詩ブン選手が制しています。(4−10)
マッチポイントでは、次のゲームを考えながら出したサービスはミスをしましたが、伊藤選手の逆転は叶わなかった(5−11)

:4ゲーム目…
出だし1−3でリードされた所で、日本は流れを変えたいと「タイムアウト」をとった。
タイムアウト明けでは、バックバックも制し、サービスでも得点するなど逆転に成功しました。
伊藤選手の表ラバーを狙ったロングサービスも、勇気を持って回り込んで仕留め11−8で勝ちました。

:ファイナルゲーム…
ゲームカウント2対2で劉詩ブン選手に迫ります。
劉詩ブン選手の、速いサービスが少なくなってきた。
フォア前の短いサービスに逆チキータを見せる。
ネットエッジをやっと入れて、そこをスマッシュされる不利なボールを「みまパンチ」で見事なカウンターが炸裂した。
劉詩ブン選手も負けてはいない、バックハンド、バックハンドスマッシュで決まったと思えたボールが1本多く帰ってきた。
伊藤選手は呆然とした…
その後、気と取り直して、高い打点で撃ち抜くなど、一進一退の攻防でジュースに成りました。
ジュースでサーブからの3球目を撃ち抜いて勝ちきりました(12−10)
いつも明るい伊藤選手の目には、うっすら涙が滲んでいました☆彡

∧震酥宇 VS 丁寧
(ー6.ー10.−11)
17歳美誠選手の涙の勝利に続けと、盟友美宇選手へバトンが渡されました。
速さが誇る光速のプリンセスと言われている平野美宇選手。
中国の世界チャンピオン丁寧選手。
超高速卓球が、丁寧選手に通用するのか、皆がワクワクしています。

丁寧選手はいつになく、大きな声で、1本1本拳を握り、気合を入れていた。
平野選手も中国の壁を打ち破ろうと闘ったが、ほんのあと少し届かなかった。
平野選手は、丁寧選手とは何回か闘っている。
アジア大会で、打ち破った後、ダミーも作り平野対策をしてきた中国の壁は、少し厚くなっていた。
「丁寧選手の壁、何を撃っても帰ってくる」という印象を話していました。

丁寧選手は平野選手の高速を上手く利用していた。
平野選手の強打強打でスピードにのれない時も見られたが、
台から少し距離を取り、攻めさせて、受けに回っている様に見えました。
しゃがみ込みサービスも出すが、平野選手には効かず返球されている。

平野選手は、常に強打で決めにいかず、8割、9割の速打で、コースを突きたいと解説の宮崎氏。
2ゲーム目、3ゲーム目はジュース迄に追い詰めたが、結果 3−0で敗戦しました。


石川 VS 朱雨玲
(−4.−7.ー8)
次期エースと呼ばれている「朱雨玲選手 23歳 WR2位」と「石川選手 WR3位」の対決です。
朱雨玲選手は、あまり下がらず、スピードドライブを武器とするスピード系に成っていました。
石川選手も、日本の若手の刺激で、速い卓球に進化してきています。

しかし、朱雨玲選手は、まさにスキのない卓球を展開して、3球目、4球目を必ず決めてきていた。
石川選手も、振り切れるボールも増えてきているが、粘り強く上手く対応してきている朱雨玲選手。
突破口が見つからないまま、ストレート負けをしてしまいました。


な震遏VS 劉詩ブン
(−6.ー6.ー10)
今迄、劉詩ブン選手のバックハンドが一番速いといわれていたが、今は平野選手の方が速さが増しているという。
試合の序盤、平野選手のサーブも良くなって来て3球目攻撃が決まっていた。
平野選手のペースに思えるが、劉詩ブン選手が距離を取って合わせている形に成っているようです。
平野選手の武器チキータは、ヒットせずオーバーミスが続く。
1ゲーム目は、レシーブをうまくして闘ったが…
バックハンドの撃ちミスが多く、平野選手の一人舞台に観えました。

2ゲーム目も、戦い方の形は悪くない様ですが、バックの精度は1ゲーム目と変わらなく悪いようです。
3ゲーム目の平野選手のフルスイングは入らない…
少しでも多くボールを打ち返す様にラケットを振っていた。
しかし、劉詩ブン選手のゆっくりバックスイングをとって打つボールは、着地から速くのびてくる!
これを見せられて、平野選手は慌てて強打してしまう様だ。
このゲームは、タイムアウト明け、5連続ポイントも有り、少し違う形が見えてきた。
1ゲーム目、2ゲーム目から見ると、少し光明が見えてきた。
伊藤選手が観ていても、私達が観ても驚くスーパープレーの連続もあって、
ジュース迄戦えたが、結果ストレート負けを期してしまいました。

石川キャプテンを中心に、どんどんチームワークがよくなってきた「進化した若い日本女子チーム」でも「中国の壁」は、ほんの少し高かったようです。

銀メダルおめでとうございます☆彡

試合後のインタビューでは…
石川選手…プレー的には、最悪で悔しい!美誠が勝ったのに申し訳ない、リベンジをしたい!」
伊藤選手…劉詩ブン選手とは、2戦目だった。少しラッキーはあったが勝てた。苦しい練習をしてきてよかった。
平野選手…いいプレーをすればするほど、ボールは帰って来るので…