2018年06月18日更新
肘を後ろに引く打ち方はダメなのか?〜 肩甲骨打法とは?〜

教室でも、肘の位置に迷っている選手、肘の位置など関係ないと打っている選手それぞれです。

裏面ドライブはボールにラケット面を向け、体にラケットを引きつけボールの外側を擦るように振り抜いて打つことです。
肘をやや前に突き出し、肘の位置を大きく動かさない様に、肘を支点にしっかり振り込んでかぶせ打つ感じです。
そのとき膝を曲げ体の捻りが入ると安定した裏面ドライブになります。

前陣だけでなく、中陣からの裏面でのラリー練習が大事です。

このバックハンド打法の練習はペン裏面だけでなく、シェークの中陣からのバックハンドドライブの練習としても有効です。
腰を落とし、ラケットを自分の胸の辺りまで引きつけ、思い切り振り抜いてかぶせ打つ練習をすると上達するといいます。

ペンとシェークの打法の違いは、フォアハンド系よりバックハンド系が大きいと思います。
ペンの場合、前陣だとバックハンド系はショートで、「押す」打法が主体になります。
このときの肘は、後ろから前と前後の動きです。
シェークはブロックのとき以外は、基本的にヒジを第一の軸に、手首を第二の軸に使います。
つまり、シェークは押すのではなく、肘視点に振るバックハンドになります。

また、もう一つの戦型、中国ペンホルダーの肘の位置が気になり、動画などを観てみました。
中ペンでは、王皓選手や許義手が有名です。
許義手の試合では、中ペンでありながら、フットワークの凄さがあり、独特なフォアハンドフォームで、豪快なフォアハンドだと思います。
肘を引いて打ってフォアハンドがを撃っていますね!!

肘を引いて打つのは典型的な悪い打ち方のように言われていました。
一昔前なら「肘を引くんじゃない!」と怒られそうな打ち方でした。
私も矯正したこともありましたが、ある講習会では肩甲骨打法を提唱していました。

「肘を引いて打っている」というのは言い方を変えると「肩甲骨を軸にして打っている」という事なんです。
つまり、「肩甲骨を軸にして状態を大きくひねって打つ」打法だということです。
この打法は世界のトップレベルの選手はほとんど使っていると言われているのです。
試合だとスイングが早過ぎて肩甲骨打法かは、観ても解りにくいですが、その特徴が顕著なのが許義手と言われています。
許義手の練習時だと腕の使い方がはっきりとわかるようです。

フォアとバックの切り替えも素早い 馬琳選手やボル選手も肩甲骨打法が顕著な選手で、前陣での攻撃も凄いですね!!
丹羽孝希のような高速卓球を目指す選手も、 前陣で連続攻撃ができるということがメリットの肩甲骨打法。
ひねった上体を戻すだけで、ニュートラルへの戻りが速いということになります。


肘を引いて打っている人は、知らず知らずのうちに肩甲骨打法を身に付けているとこになるのかもしれません(・・?
この打法をマスターする上で必要なのは「肩甲骨の可動域の広さ」
奥が深い打法の肩甲骨打法。
しかし、卓球だけではありませんね…
プロ野球の大谷翔平投手やゴルフの石川遼選手は肩甲骨の可動域が広いことが有名で、肘を前に突き出し、肘と肘が付きそうです。
野球試合前、前田選手のマエケン体操はぐにゃぐにゃに見えるほど柔らかいですね!
これが、スーパープレーを生み出しているのでしょうか?